Johannの手帳

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<闇単シリーズ>ー普通ー

普通

 

 

品詞:名詞

 

(意味)

「普通」と発言する人の基準においての、「ごくありふれた物事」や「当たり前」のこと。俗に言う常識などとはかけ離れている場合が多く、人の数だけ、または物事の度合いの数だけ、その基準はあると思った方が良いと言える。

 

実質的に、普通という言葉の意味自体は定義できるが、どのレベルのものを普通というかまでは定義するのは困難である。それが、最も多様される単語の1つ、「普通」。

最適解,意識高い,相談



 

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たしかに、かなりの頻度で耳にしますよね「普通」って言葉。

でも、場面によって細かく意味が使い分けられている気がします。

 

・「そんな考え方は普通だよ」

・「普通に似合ってるじゃん、その服」

・「みんなにとってはそれが普通」      など

 

普通ってなんでしょうか? 笑

正直、これはなかなか説明できるものではないような気がしますね。

勉強したくない

 

無意識のうちにニュアンスを使い分けている、そう考えるのが自然かもしれません。

 

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この「普通」という、あってないような基準のために、僕たちの感情はしばしば影響を受けます。

 

 

これは、特に勉強などの何か成果を求められるような場面においては顕著に感じられることのように思います。

 

例えば、勉強で・・・

自分が、その環境における普通よりもレベルが上である時、優越感や安心感を覚えます。

また、逆に下である時、劣等感や焦りなどを感じることがあるでしょう。

 

まったく、困ったヤツですねぇ 笑

 

悩む



 

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でも、僕はよく思います。

実は「普通」という状態を保つことがかなり難しいということに。

 

成長するって難しいですよね。

今まで自分が出来なかったことを出来るようになる、これが成長です。

 

しかし、これは自分の1つ上のレベルの人々にとっては当たり前のこと、つまり普通のことができるようになったに過ぎません。

 

少し乱暴な言い方ですが、客観的には以上のように捉えられるのではないかと思います。

 

そうです。普通を保つのは難しいのです。

 

勉強したくない

 

あなたの中にも、他人より、周囲より劣っていると感じた経験があったことでしょう。

しかし決して、これを読んでいるあなたが劣っている訳ではありません。

 

ただ、周囲の人々の大半が努力して、勉強して、協力して、その「普通」という状態を何とか維持しているのです。

 

しかし、逆にこのように考えることもできます。

 

常に1つ上のレベルの「普通」に追いつく努力をする。

これが実った時、初めて成長ができるのではないでしょうか?

 

達成成長

 

今回は、少しメンタル的な観点から記事を書きました。

「早く上達しなさい」と言われるより、「別に〇〇まではまだできなくて良いから、まず普通に追いついてみない?」と言われる方がやる気が出るのは、僕だけでしょうか? 笑

 

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(例文) 

 客:「普通、これくらいのサービスして当たり前でしょ?」

店員:「いやだから、普通ってなんやねん!!」

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(P.S.)

 「どこにでもいる冴えない普通の大学生」には、ただの凡人大学生では成り切れない。

 普通の大学生の時点で、普通じゃないからだ。

 

 ・・・ん?